前回のブログで
明日カノの江美とか、他にも「まじめな会社員」(冬野梅子)のあみ子とか、妙齢女性のキラキラしてもない、性格がいい人でも心の綺麗な人でもない、大きな出来事が起こるわけでもない、じんわりとした生きづらさや心の中でうだうだ考えてばかりのめんどくさい自意識、そして何か劇的に救われるわけでもない、でも前とはほんの少しだけ違うものが見えた、現状はあんまり変わってないけどただ明日も生きていく。みたいな作品
が好きで、きっと文学作品とか小説を探せばもっとこういうのを読めるに違いないと考えて色々読んでいることを述べたのですが、なかなか刺さる作品がない。
結局のところ、最近読み終わってめちゃくちゃ良かったな〜!と思ったのがこの2作品でした。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
贖罪
すごい良かったけど、「きっと私はこういう作品が刺さるに違いない!」と思ってたやつと全然違ってた。
でもやっぱりミステリーとかSFってシンプルに物語としてハラハラして先が読みたくなって面白い…。小説をこれまでほとんど読んでこなかったからあまりにも今更すぎる気づきである。
なんで漫画と小説でおもしれ〜ってなるジャンルがこんなに違うんだろう…?媒体による特性があるんだろうか。
これからは読む小説を探すときは、SFやミステリーを中心に探してみようかなと思います。