よじょうブログ

SNSに書いたことのまとめとか。本のこととか。オタクのこととか。

4月中旬の日記

やっとキャリアカウンセリングに行けた!

やっぱりキャリアカウンセリングに行くと元気になれる…!頑張るぞー。

またモチベーションが低下したら利用しよう。

 

◇◇◇

 

歌集の良かった短歌のページに付箋を貼りながら読んでいるが、「これTwitterでバズってたやつだ!この短歌が一番いいな」と思うとき、自分が世間の評価に流されてる浅はかなやつみたいな感じがしてちょっと恥ずかしくなる。

いや、良い歌だからバズってるんだと思うけど!

 

◇◇◇

 

書店で買った歌集は布張りの表紙で、布の色が数種類ある。
買ってからカラバリがあることに気がついて欲しい色を買えば良かったと残念に思っだけど、たまたま書店で出会ったこの色が運命だ!と思うことにした。
今日同じ棚を見たら私が買った代わりに補充されたのが別の色でやっぱり悔しくなった。

 

◇◇◇

 

眉サロン2回目。

前回店員さんがしてくれたのを再現できるように頑張ってたけど、「今日来られたときは眉毛の描き方が変でしたね」と言われてしまった…。落ち込む。

今回整えてもらったのを再現できるようにしなければ…。

 

◇◇◇

 

90歳をこえたおばあちゃんと一緒に住んでいるけど、おばあちゃんがワンピースの後ろのリボンを結んでくれてうれしい。

 

◇◇◇

 

バレットジャーナルというか、おしゃれ手帳みたいなのやりたくてノート欲しくなる。
しかし家にいっぱいノートあるから買い足すな!!と自分に言い聞かせるために今あるノートを確認したらこうだった。

NARUTOのノートの表紙、何度見てもデザイン性ありすぎて最高だけど、おしゃれ手帳には…どうかな?

 

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◇◇◇

 

北澤平祐さんのイラストが好き。

LOFTでHITOTOKIノートを見るたびに欲しくなってしまう。でも家にノートいっぱいあるし、ノート書くの続かないじゃん。使わないもの買うんじゃないよ!

そこでHITOTOKI ノートを買うの我慢するために画集を買った。

……はずなのに、画集のおかげでもっとファンになってノート欲しくなってしまった。

そして結局HITOTOKIノートを買ってしまった。

ついでにいろいろ買ってしまった。買ってしまってばかり。

買っちゃったからには…もう…ネ…。

ノート書きます!

 

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◇◇◇

 

相変わらず腰が痛い。でもまあマシになってきたかもしれない。これまでは腰を曲げると腰が痛かったが、今は腰を曲げると腰から足の先まで繋がってる一本の筋みたいなのがピンと全部痛い。

 

◇◇◇

 

整形外科の先生は、腰をマッサージをして「これで痛くなくなったでしょ?曲げてみて」と言うけど、普通に痛い。

すると「え!?痛いの?おかしいな」となり、また追加でマッサージをしてくれて先ほどのやりとりを何度か繰り返すのだが、正直言って私にはマッサージで腰がすぐ痛くなくなるとはちっとも思えない。

他の人はマッサージで治るというの?

 

◇◇◇

 

最近、Audibleで聴く本が悉く好みで嬉しい。

「ファーストラヴ」は本当に良かったなあ…。

 

日記(腰痛)

成瀬は天下を取りにいくが本屋大賞を受賞して嬉しい!

ちょうど読んだばかりで大大大好きになってしまったので。

コミカライズも決定して嬉しい!

成瀬は漫画とかアニメ化が向いていると思うので、絶対に映えるに違いない。楽しみだ。

本屋大賞って売れている本が受賞しているだけ、というような批判もあるのですね…。

読書初心者の私にすれば、みんなと話題を共有したいから流行りの本を読みたいとか、面白いことがかなり保証されてる本から読みたいとか思っちゃうから、本屋大賞ノミネート作は読みたい!となって助かっている。

 

◇◇◇

 

インスタ映えのために食器買っちゃうけど(まだインスタ映え気にしてるやついるんだ)、自然光が入らない時間に写真撮っても良い写真撮れないし、自然光入る時間に家にいないから永遠に使われずに眠ってる。

悲しすぎ。

 

◇◇◇

 

月曜日。ギックリ腰(症状がギックリ腰なので急性かと言われると怪しいけどギックリ腰って呼んでいいですか?)の痛みと闘ってたら、だいたいの悩みのこと忘れちゃった。

痛い以外めっちゃ前向きな1日を送ることができた。

ギックリ腰の痛みの前に吹き飛ぶような悩みなんてどうせ大したことないやつだろう。

 

大崎ナナ(NANA)も「どんな逆流にも踏んばり続けることが人生なんだと、あたしは思ってた」って言ってるから、試練があるときだけ生きてる実感を得られるよ。

今はギックリ腰と闘ってるから生きてるってかんじする。

 

(腰痛用)コルセット分の体積より、コルセットで押さえつけられてる腹の体積の方が大きいからスカートのホックが止まりやすくなって助かる。

 

◇◇◇

 

水曜日。ギックリ腰から3日目、腰に電気を流したり湯船に浸かるとだいぶマシになることがわかった!

腰の痛みに耐えなくて良くなったら悩みが全部蘇って来てメンタルが病んできた。

 

◇◇◇

昔、中学生くらいの頃はTwitterがなかったから、大好きなアニメを見るのに

次回予告あらすじを読む→ノート1ページくらい使って不安とか感想とか書く→本放送見る→ノート1ページくらい使って感想く&好きな個人サイト巡りをする
というサイクルで視聴してて、ネットに左右されず自分だけで作品に向き合う時間をそこそこ取れててすごく良かったな…と唐突に思った。

能動的に情報を取りに行かないと他の人の感想が読めない環境ってある種良かったな。

今は勝手に他人の感想が脳に流れ込んできて、自分の感想が自分のものかわからなくなるのが怖いよ。Twitter(X)はやはりやめなくては(500回目)。

 

◇◇◇

 

やばすぎるくらい無知で今更なんだけど、通勤定期って長い期間を一気に買った方が安いんだ!?(そりゃそうだよ)

今まで、仕事辛かったらいつ辞めても大丈夫なんだからね。の意味を込めて細切れに買ってた。

 

日記(病院・読書・短歌・言えなかった想い)

起き上がれないほど腰痛がひどいので整形外科でコルセットをもらった。

腰に触られるとこそばくて満足なマッサージが受けられない…。

みんなはこそばくないの?(泣)

曲げたら激痛が走るから服を着替えるのも厳しい。助けて!!!

 

◇◇◇

 

爪が割れる問題、皮膚科に相談したら爪が薄すぎる体質だからマニキュアを塗るしかないと言われた笑

食生活を改善すればなんとかなるのではないかという見通しのない望みを捨てられて良かった。

 

◇◇◇

 

今日の読書。

 

 

良すぎだった。私は短歌を作ったことはないけど、素晴らしかった。私も短歌を詠みたくなった。

私は二次創作のイラストや漫画を描くオタクであるが、イラストに短歌を添えたくてたまらない。あんまりそういう二次創作は見ない気がするけどどうだろう。私の初心者の短歌が添えられたイラスト、ちょっと恥ずかしいだろうか。でもやってみたい…。

 

「短歌は過ぎ去った愛を、言えなかった想いを、見逃していた風景を書くのに適している。」

というところで、ああだから短歌ってこんなに刺さるのか!と思った。

装丁も美しく、本棚のよく見えるところに置いておきたい一冊だ。

 

◇◇◇

 

ちなみに、先ほど引用した文章を見たとき、はじめに思い出したのはNANAだった。

正確にはゆっきゅんさん、水野しずさん、せきやゆりえさんによる「バラ色会議 第15夜 〜本気のNANAナイト〜」というトークイベント。

(私の感想は下記のnoteを参照)

note.com

その中で「NANAとはどんな物語か?」ということについて、

「気持ちを伝えられないがち」、「NANAはあなたに会えて良かったと言えなかったという物語」、「NANAは後悔の積み重ね」、「最初に完成形が提示されて、それがどんどん失われていく破壊の物語」

と語られていたのだが、これを聞いた時の「だから私NANAが好きなんだ!」という強烈な気付きと、「だから私短歌にこんなに惹かれてるのかも!」という今回の気付きがリンクした気がした。

 

ちなみに、NANAは毎話、ナナと奈々の二人が離れ離れになってしまった悲しい未来の視点からのポエム調のモノローグで始まってポエム調のモノローグで終わるという構成になっていて私はそれが大好なのだが、それがなんかこう〜〜〜〜〜全部短歌にしても映えると思う…。

私は源氏物語のオタクでもあって前々から源氏物語NANAも親和性あると思ってたので、平安時代みたいな和歌でNANAを表現した二次創作見たいとかは思ったことがあったのだが、短歌もいいな。いい。NANA短歌、読みたいな。

 

と、わーっと語ってふと我に帰ると、「わたしっていつもなんでもNANAに結びつけちゃうな…」と反省する。わたしのすべての核にNANAがありすぎて。NANAを切り離すことができなすぎて…。

 

◇◇◇

 

あとさっき、Audibleで聴き終えたんですが、成瀬好きすぎる!!!!!!!!!!「(私の中の)このガールズが最高2024」、成瀬と島崎かも!!!!!!!!

次巻がAudibleに追加されるのを待てる気がしない…。早く読みたい…。買っちゃおうかな…あああ…。

 

 

日記 どうしてわたしはもう学生じゃないの

新年度、つれえ〜!

この間のブログでも少し触れたのですが、3月までちょっと学校に通っていまして。3月で無事卒業したので、4月からもう学生じゃなくなりました。

仕事終わってからの夜の時間や休日を使って行ってたので、学校に行っていようが行っていまいが社会人なことに変わりはないんですが。

たとえフルタイムで働いてたとしても自分が学生側でもあるという強烈なモラトリアム性を失うということがただただ耐え難い。
仕事に活かすために学校に行ってた社会人学生なのに学校にモラトリアムを感じている私の姿勢が悪いので、100私が悪いのだが。

大学生ぶりの学校楽しくて、学友や先生と話すのが楽しくて、社会人以外なにもないのが無理…。逃げ場がほしい。

発狂する〜!社会人無理〜!(新卒かな?)

 

◇◇◇

 

「どうしてわたしはあの子じゃないの」をAudibleで聴いた。

表紙が可愛い小説が中身も好みだったとき、嬉しい。

いろんな人の視点から語られる、語る人の視点によってその人の見え方が違う、羨ましいと思っていた人もいろんなつらさを抱えている。そんな話って大好き。

前向きになれるような終わり方だったのもとても良かった…。

 

 

 

◇◇◇

 

手の爪のベースコートを久しぶりに落としたら爆速で爪が欠けた。爪、脆すぎる…。

どうしたら良いんだろう。やっぱりベースコート塗りっぱなしがいいのかな。

 

◇◇◇

 

わたし、前々から人には完全なる自由意思は存在しないんじゃないかと考えているんですけど(環境によって人の考え方や行動は容易に変わってしまうから)、最近Xをやってると強烈に自分の考え方が歪んでいくのを感じる。

自分の脳の中に他人の(私にとって望ましくない)考え方がインストールされてる感覚がある(もちろん、良い影響を受けるならそれは良いことだけど…)。

人の怒りを見すぎて、自分が口に出す言葉が勝手に誰かを想定した反論構文になってたりすることもある、気がする。

SNSに没頭することは集合意識に自分を接続し、自我が周囲と混ざり自分というものの輪郭を曖昧化させるのを加速させる愚かな行為に思えてきた。

SNSから自我を切り離し、自分の輪郭を整え直したい…。

(要約:Xのギスギスした話題を見ないようにXを控えたい。)

 

◇◇◇

 

本に苦手意識がある私でも、1日に2ページ読めばいつかは読み終わるはずだと思って買った本が30冊はある本棚

可愛いノートを作ることを夢見て買ったノートとシール

可愛いケーキを乗せることを夢見て買った皿

あー

新年度最初の日の日記

4/1 今日から新しい1年がまた始まる

ここ2年とその準備のために費やした+1年弱、3年弱に及ぶ個人的にちょっとした壮大なライフイベントが3月で終了してしまった

人生で1番楽しい2年間だったかもしれない それがこの間終わってしまったのだ

それがショックでこの先の人生への希望をちょっと見失った状態で始まった2024年度だ

 

平日だけどたまたま仕事は休みだった

特に予定もなくてそんな自分に少し不安な気持ちになったので、とりあえず外に出ることにした

キャロットケーキと検索して出てきたカフェに行くことにした

私はキャロットケーキが大好きなのに食べられるお店は多くないからだ

まだ見ぬキャロットケーキを提供するカフェを開拓したいわけだ

出てきたカフェから1つを選んで電車で向かう

調べてみるとこの町には他にもオシャレなカフェがいっぱいあるようだ

暇な休日があればフラッと訪れる町にしようと決める

カフェは駅から少し歩く場所にあったが、道中の公園で桜が咲いていた

桜ってもう咲いてるのか! 出てきて良かった

ちなみにカフェにはキャロットケーキは置いてなかった

どうもケーキは季節がわりのようだ

どのケーキも可愛くて、キャロットケーキでなくてもぜんぶ食べたくて リピートしようと決める

カフェではいつでもホットの飲み物を頼みたい私だけど、寒がりな私は外が暖かいと聞いても信用できなくてヒートテックを着て来ていたので流石に暑くてアイスを頼んでしまった

私は桜味のスイーツはあまり好きではない(なんだかよくわからない味だなと思うから)

でもこの時期に一番可愛いのは桜味のスイーツなので、可愛らしさに抗えず桜のケーキを頼んだ めちゃくちゃおいしかった

あとなんか写真に撮ったそのケーキが、皿の可愛らしさと相まって映えすぎて感動したので、帰りに雑貨屋で可愛い皿買っちゃった

 

今日は道中この本をAudibleで聴いた

すごく良かった

 

 

日記(選書、仕事、本の出費)

昨日のブログを書くにあたって数年前に選書サービスを利用したときに選書人さんとビデオ通話をしてヒアリングをしてもらったときのカルテを読み返したわけだけど。

あの頃って仕事が変わって以前のように仕事に命をかけられるような情熱、やりがいを見出せなくなって、なんとか仕事にやりがいを見つけたくてもがいていたよなって…。眩しいな…。

今はもう、やりがいを見つけるために頑張る気力すら薄れてしまって、素朴な日々を過ごしてしまっているよ…。

でも本当はまだなんとかして仕事に情熱を燃やしたくて…でもあの頃よりさらに遠くなっちゃった。燃えるような日々が。

手に届かないほど向こうにあって、頑張ってた頃の自分がもう想像できないよ。つらいな。

選書サービス、こういう、節目節目の自分の気持ちや状態を振り返るきっかけになるのも良いですね。やっぱりまた一つの節目として今の私にどんな本を薦めてもらえるのか、選書サービスお願いしようかな。

キャリアカウセリングもしたいんですけど、キャリアカウンセリングって悩んでいることに対して直接の返答が返ってくるわけじゃないですか。と、なると、ちょっとグサッと傷つくかもしれない。

一方で選書サービスでは自分の今の心情を吐露して、直接的な言葉じゃなくて「本」って形でアンサーが頂けるわけで…なんかそれがちょっと、良いなって。

 

◇◇◇

 

最近本の出費やばすぎる。自制せねば…。iPhoneの読み上げ機能ありきでないと本読めないので図書館が利用できず、基本は電子書籍買うしかない。

Kindle Unlimitedに加入しているのだからこれを持て余しているのはよくない。もっと活用したい。

audibleも加入しているから新しい本を買う前にこっちをもっと利用したい。でもなぜか朗読で評論本などを聴くのがキツい。小説以外の本は単調な機械音声でないと脳に入ってこない。なんで?

そうは言っても、歌集は紙で買いたい!だって装丁がオシャレすぎる。本棚に並べたいから紙で買わなきゃダメなんだ…。わーん。

ていうかいくつかの歌集をKindleで買っちゃってたんだけど、本屋で紙で見たらオシャレすぎ!ってなったんだよ。後から。Kindleで買ったこと後悔した!歌集は流石の私でも読み上げ機能なくても読み切れるから紙でもアリなんだよ(本棚のスペースの問題を除けば)。これからは欲しい歌集あったら一回本屋で実物見てからどっちで買うか判断する。

出費やばいって話してるのにやっぱり買う話になっちゃう。

 

◇◇◇

 

最近、インターネットやりすぎてやばい。

毎日、はてなブログかRadiotalkかイラストかnoteか読書メーターか、どれかは絶対更新してる。ネット中毒患者じゃん。助けて〜。

選書サービスを利用するとしたら参考に挙げる好きな本

お金を払って自分語りとかを聞いてもらってアドバイスやら私のためだけに考えた何かをもらうサービスに惹かれすぎて定期的にやっちゃう。

例えば選書サービスとか、キャリアカウンセリングとか。

選書サービスは書店員さんなどに本を選んでもらうところがミソのサービスであるとはいえ、正直、好きな物語や人生観のヒアリングを受けている時間がかなり楽しく、そちらを語るのを楽しんでいるフシさえある。そうやって自分というものをいっぱい聞いてもらったあとに、「私だけのために」本を選んでもらうのが快感なのだ。

ホストなり、お金が継続的にかかるやつに手を出さないようにしないとねと思う。

 

そういえば私が選書サービスを利用したのはもう3、4年くらい前になる(まだ1回しか利用したことがない)。

その時の私は本を読む習慣がなかったので、本を読むきっかけになればという気持ちもあって申し込んだ。その時はビデオ通話で希望をヒアリングしてもらって選書をしてもらったのだが、今そのときのカルテ(選書と共にヒアリング内容を送ってくださった)を見返すと、ちょっと驚くほど本を読んでない人だった。漫画とビジネス書くらいしか読んでないですとか言っちゃってるし。今からは考えられない…(今は逆にビジネス書を読まなくなってしまった。)

もしまたそういったサービスを利用して「これまでに好きだと思った本や漫画、映画などの作品を10作品くらい教えてください」とヒアリングされたら、ちょっとは読書をするようになった今なら何て答えるだろう?

そういうことをぼんやりと考えているとなんだか楽しかったので、今日はこれについて考えてみる。(なお、真剣に本を読み始めたのが最近なので、挙がってくる本はどれもこれもこのブログでは既出のものが多いです。)

 

平安時代関連

やはり、平安時代関連の書籍は外せないだろう。源氏物語枕草子紫式部日記和泉式部日記、とりかへばや物語などを直接あげてもいいが、それらの作品についてのエッセイも大好きなので、そちらを挙げる方が元の作品が好きであることも併せて伝えられて良いのではないか。

そうなってくると、やはり清少納言を求めて、フィンランドから京都へ」は絶対入れたいところ!私は誰かが誰かに対して「これは私だ」と思う瞬間が好きだ。特に、本の向こうにいる登場人物に自分を見るとか。(amazonで本のレビューを読んで「この主人公は私だ」と言い出してレビュー欄で自語りとかする人さえめっちゃ好き)

この本はフィンランド人の著者が清少納言に自分を重ね、「セイ、」と語りながら進むエッセイなのだけど、これが本当に好き…。枕草子が書かれた意図などに対する考察部分なども本当に良いんですよね。

 

あとやっぱり源氏物語が大好きってことも言いたいからその関連の本も入れたいな…「源氏の男はみんなサイテー」が大好きなんだけど、でもこういう本が好きだって言われても参考にし辛いかな…。

 

 

◇小説

以前のブログでも書いたのですが、やっぱりアンドロイドは電気羊の夢を見るか?が好きかな。古典SFというか特殊な世界観を通して、人間とは何か、存在とは、生きるとは、そういったものに迫る哲学的な読み物が好き。逆に科学技術の緻密さがウリのSFなどは私にはあまり刺さらないのかも…。

 

あとは悪童日記!「ふたりの証拠」、「第三の嘘」も含めて好き。どうしようもない寂しさ、悲しさがすごく好きなのだ。

 

エンタメ的な作品も好きだよ!っていうことをアピール(※選書してもらうとしたら?という設定で書いているブログなので選書人にアピールするという観点が大事なのだ)するためにも「六人の嘘つきな大学生」も入れたいな!私こういう、クローズドサークル?もののミステリ?みたいなの大好き。この中で犯人は誰だ?みたいな。この作品は謎解き的な面白さも良かったし、人間の善性みたいなものを感じられる気持ちのいいラストも好きなんだ…。

 

あと実は前回選書をしていただいた際に選んでいただいた本が「烏に単は似合わない」だったんですが、こちらは無事にハマって全巻読んでる!長編シリーズの好み代表として八咫烏シリーズ」も入れておくのもいいかも。ちなみに前回の選書では、おそらく私が源氏物語のような王朝文学や、女性たちのちょっとドロドロしたかんじの話が好きだと言ったから「烏に単は似合わない」を薦めていただいたと思うのですが、実は姫たちの後宮モノである1巻よりもそれ以降の政治争いとかがメインの話の方が好みだった。第二部が好き。

 

あとはこの辺も入れたいんですけど小説を入れすぎるのもな…枠がないかな…(枠とは)。

 

 

◇詩とか短歌とか

「あなたのための短歌集」!これは絶対入れたい。木下さんの歌集は他にも「きみを嫌いなやつはクズだよ」とかも読んで大好きだったんですが、この歌集は依頼者の存在があることでさらに特別な味わいで大好き。誰かのために書かれた短歌だけど、私のためにもあると感じられるものがたくさんあったんですよね…。

というかそもそもこのブログ。「私ってお金を払って自分語りとかを聞いてもらってアドバイスやら私のためだけに考えた何かをもらうサービスに惹かれすぎてる」と気づいたのが、この歌集を読んだ瞬間に「私も次回の募集があったら短歌依頼したい………」と思ってネットショップのページを見に行ってしまったからです。実は。

 

あと、「すみれの花の砂糖づけ」。可愛くて甘くて、誰かといるのにどこか寂しくて、虚しくて、そういう雰囲気の言葉ってめちゃくちゃに好き。

 

◇その他のジャンル

「悔しみノート」、これ本当に好き。鬱屈とした自意識の塊、周りみんなをめちゃくちゃ見下しながら、その場所に行けない悔しさと羨望を撒き散らして愛されたいと素直に書くカッコ悪いかんじ…そういうの最高。正直、共感しちゃうので。

紫式部日記」とかも私にとってはそうなんですけど、強い自意識に縛られためんどくさい人間の自虐的な文章、マジで好きなんですよ。

 

あと鴻上尚史のほがらか人生相談」シリーズ、新刊が出ると毎回ついつい紙の本で買っちゃうくらい何気に好き…。「あなたのための短歌集」でも思ったけど、私「人生相談コンテンツ」が大好きなんだろうね。「みんな悩んでるんだな」って一人じゃない気持ちになれるし、それに対する回答に相談者と一緒に励まされるから…。うーん、なんか私が本に求めているものが見えてくるラインナップになってきましたね。

 

◇漫画

漫画も入れるのってどうなのって思わなくはないけど、これまでの人生はずっと漫画しか読んでこなかったんだから、人生の中でとびきり大きい意味を持つのは当然漫画だよ。漫画抜きに好きな物語を語ることなんてできねえ。なので当然、NANANANAは人生。ちなみに前回の選書の際にも一番好きな物語はNANAとお伝えしました。

ちなみに「ダ・ヴィンチ」2022年8月号の矢沢あい特集でNANAファンのコメントとして私が応募したコメントを取り上げていただいたのですが、

「人生の節目節目で読むたびに心に刺さる部分や登場人物への見方が変わる、自分の人生の写し鏡のような作品です。失恋したとき、仕事で悩んだとき、友人関係で悩んだとき、どうしようもない寂しさや重たい感情など、人に相談したらめんどくさいと思われちゃうかなというような悩みをNANAは丁寧に描いていて、読むたびに救われます。」

と述べていました(笑)やっぱ私って悩みに寄り添ってくれる本を求めているよね。

 

あとは「大奥」とか…。もし、「これあなたにおすすめの本ですよ」って言われて出された本がこの大奥みたいなものだったら最高に嬉しいな。だってすげ〜面白いし、私の好きな要素が詰まってるんだもん。

 

あとやっぱり「まじめな会社員」は外せなくないですか。

このブログでも何度も引用している冬野先生の言葉ですが、

「世の中のフィクションを見ていると『いい人しか出てこないな』とつらくなるんです。みんなこんなに心がきれいなんだと思うと、孤独感が深まっていく」

これなんですよね。これなんだよ!私が読書する時にいつも思うことは。その気持ちに応えてくれる作品っていうのがこれなんだ。

 

あとはParadise Kissとか摩利と新吾とかもめっちゃバイブルなので入れたいけど、流石に漫画入れすぎかも。

 

◇本以外

ちなみに、前回の選書の際には「最近読んで面白かった物語」としてアプリゲーム「メギド72」。と答えてみたんですが(笑)、当然うまく伝わりませんでした(当たり前だろ!)。でも今も最高に面白い物語としてメギド72って答えたいよ…。

 

以上!なんか結局17、18くらい挙げちゃってるんですが、次回選書サービスを利用するとしたらこの辺の本が好きってお伝えして選んでもらいたいな。このラインナップを見て私に何を勧めてくれるのか気になります(笑)

今回はサービスを利用してないけれど、自語り欲の方はかなり満たされたので楽しかったです。